私たちは、様々な人工衛星の
運用に携わっています。
地球を衛ま もる
宇宙空間利用領域、
衛星セグメント
次世代衛星通信インフラを担う新技術の確立は、アライアンスを組む各社とそれぞれの高い専門性を発揮し、取り組み続けることが必要不可欠です。私たちは、大手人工衛星機器メーカーや、衛星ビジネスデータ事業社の活動を、通信技術サービスを提供することで支えています。
衛星から災害リスクや、地形把握、資源管理、物流など持続可能な産業効率化に対応する様々なデータから安心な日常を維持するの活動を支援しています。また、軌道上に無数に散らばる宇宙ゴミを除去して安全な衛星の運営を維持しながら、世界の隅々まで情報インフラとして数百機の衛星が地球を見衛る、安全で安心な社会を目指しています。
衛星システム
準天頂衛星、通信衛星、監視衛星、GPS衛星、気象衛星、光学衛星等の打ち上げ及び活用支援
今取り組んでいる準天頂衛星
準天頂衛星みちびきを搭載したロケットの打上支援を始めとして、軌道、測位データを利用して現在位置を正確に求めるための(センチメータ級測位補強情報)を活用する、高度な衛星運用監視チームに参加しています。引き続き、2033年までに7機体制を目指す準天頂衛星システム設備の現地調整、保守等の維持管理及び地上局の運用サポートを目指しています。
収集データの配信
運用に関わっている衛星
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準天頂衛星みちびき(日本版GPS衛星)
2018年、みちびきはGPSと一体利用で、安定した高精度測位を可能にしました。地理空間情報を高度に活用した位置情報ビジネスの発展が期待できます。
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小惑星探査機「はやぶさ2」
「はやぶさ2」は、太陽系が生まれた頃の水や有機物が今でも残されていると考えられている小惑星リュウグウからサンプルカプセルを地球に持ち帰った後も、更に別の小惑星へと探査を続けます。
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小型ソーラー電力セイル実証機「IKAROS」
ソーラーセイルを主推進とする世界初の惑星間航行宇宙機です。超薄膜の太陽電池で作られた電力で高性能イオンエンジンを駆動して目的を果たした後、今も太陽の周りを10ヶ月で公転しています。
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高性能小型レーダ衛星「ASNARO-2」
ASNARO-2は高精細な画像取得に特化した衛星です。決めたエリアを高精細で観測することで、地表の1mの物体まで識別できます。大型衛星でスキャン後ピンポイントを細かく観測する時に威力を発揮します。
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金星探査機「あかつき」
金星は、大きさや太陽からの距離が地球に近く、太陽系の創生期に地球と似た姿で誕生した惑星と考えられています。「地球の兄弟星」と言われる大気の謎を解明するために打ち上げられました。
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磁気圏尾部観測衛星「GEOTAIL」
地球を取り巻く磁気圏は、太陽風に押されて反対側に長大な尻尾のように伸び、太陽エネルギーがオーロラや放射線帯を形成します。その謎に迫る衛星は、地球(GEO)の尻尾(TAIL)と命名されました。
地球を衛るスタッフ
宇宙システム本部 第二部
小型衛星製造検査グループ K.O.
スペースデブリ除去に取組むアストロスケール社より製造検査の技術力を評価され、安心できる宇宙ビジネスに貢献できている喜びを感じています。小型衛星は急速な市場拡大が見込まれており、コンステレーションビジネスを行うアクセルスペース社に対して、蓄積した技術ノウハウを積極的に展開していることも高いモチベーションの持続につながっています。
衛星のデータビジネス市場予測
日本の宇宙関連ビジネスの市場規模は、2050年には、4兆4000億に上ると予測されています。
- 防災・防衛
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